2014年12月23日火曜日

女子フットサル国際親善試合(日本vsチャイニーズタイペイ)2014年12月20日

先週土曜日、神戸でフットサル親善試合があった。
18時半からの男子フットサルの前座的に、15時から女子フットサルの試合があった。
日本女子の最高レベルが見れると言う事で、興味津々で行ってきました。
選手は、1人も知らないので、顔と名前と背番号が全く一致せず、0からの情報収集となった。

試合は、前半の立ち上がりから日本がボールを支配気味に責め立てるが、
単純な横パスがコースを外したり、トラップミスしたりと、
選手の緊張が観客に伝わる程だった。
観客数は1000人に満たない程度だが、彼女達にとって、大人数の前でプレイをする事や、
日本代表として舞台に上がる事は、滅多に無い事なんだろう。
多少の緊張をしても、無理も無い話だ。

しかし、緊張が悪い結果に繋がり、立ち上がり早々、日本ゴール前にボールを運んだ台北が、ゴール前でボールが縺れている間に、ゴールネットに押し込み1点。

1点ビハインドの日本は、パスをしっかり回しながら、相手のゴールを狙うが、
チャイニーズタイペイは、自陣に戻って4人でボックスでの守りを徹底しており、
なかなかボールを入れるスペースが無く、苦戦。

日本女子は、同じようなタイプが多く、パスを丁寧に繋ぐプレーヤーが多い。
パスを回す事自体は悪い事ではないが、単調なパス交換は相手に読まれやすいし、
意表をつく動きが無いので、相手ディフェンスのズレを生みにくい。
その中でも、ひときわ異彩を放っていたのが15番の園田瑞貴選手(京都精華女子高校)だった。ピヴォの位置に入った時の体の使い方が良い。ボール運びのセンスも良く、意外性のある動きを生み出す起点となっていた。
前半終わり際に、ゴール前でバイシクルシュートを放ったが、ゴールポストに当たる不運。
さらに、着地時に、右手から落ちて、そのまま負傷でベンチに戻る事に。
プレーは前半の一部しかみれなかったが、非常に将来を期待させる選手だった。

試合結果は3−1で日本が勝ったが、まだまだ女子には課題が多いと思った。
例えば、体の大きいピヴォが前線でボールを持つことができれば、
今回の様な守ってくる相手でも、もっと崩しやすかった筈。
そして、メンタル面がまだまだ弱い。
声が殆ど出ていないし、絶対に勝ちたいという気迫が感じられなかった。

チャイニーズタイペイのゴレイロは気合いが入っていて、声もよく飛んでいた。
あれぐらい、日本もやってもらいたいもんだ。
なでしこジャパンにばかり目が行くが、フットサル、なでしこ5にも注目して行きたいものだ。













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