2013年9月2日月曜日

AFCフットサルクラブ選手権日本2013  3位決定戦 名古屋オーシャンズ vs 深圳南嶺鉄狼FC


AFCフットサルクラブ選手権日本2013  3位決定戦


名古屋オーシャンズ63
3
前半
後半
3
1
4深圳南嶺鉄狼FC
「サル者を追え!」開始以来初の現地レポ。
9月1日、オーシャンアリーナで開催された3位決定戦、
名古屋は決勝進出を逃したが、是が非でも3位はキープしたいはず。
深圳は中国勢初の表彰台に乗れるか。
お互いに消化試合ではなく、ガチの勝負となった。

試合は16時半に開始。
序盤からお互いに積極的に攻め合う。個人力で圧倒する名古屋が森岡の強力なシュート等で決定機を作るがゴールに至らず。
一方、深圳は開始5分から、早々にパワープレーを使って来た。
予選での力の差を感じたのか、意表をついた作戦で、相手の動揺を狙った。
それが功を制して、先制したのは深圳。
前半8分、サイドからのリスタート、グラウンダーのボールを中央で待つ賀選手(12)が前方に走りながら合わせてゴール。
さらに前半15分、同じく賀選手(12)が得点をして深圳2−0でリード。

まさかの2点を先制されて、重苦しい空気になりかけた所、前半16分に森岡が豪快に蹴り込み1点差。更に18分には、ペドロコスタがミドルシュートを打ち込み同点。
前半の内にすぐに追いつけるのが名古屋の実力か。
深圳は、パワープレーを続けて追加点を狙うが、パワープレーのパスミスが目立つ。相手ゴール前で、ゴレイロの篠田にキャッチされ、素早くパントキックを放つと、深圳ゴールのゴールバーのギリギリしたに吸い込まれ3−2。ゴレイロのナイス判断と正確なキック、逆転した名古屋は、応援団からの声援に包まれて、スタジアム内は名古屋ムードに。

完全アウェイの新鮮だが、中国から駆けつけた応援団(約50名)も負けていない。人数は少ないが、1人の声が大きい。半数は女性と見られるが、名古屋応援団にも負けない声援で「加油!」の声が鳴り響く。

すると、前半終了間際に、ダネシュバルが得点をして、3−3に。
前半の名古屋が得点を取れない間に、しっかり先制をして流れをつかんだ深圳。
一方、慌てずに取り返した名古屋。
まだどちらに流れが来るのか分からない状況で、前半終了のホイッスル。


後半は、名古屋は赤色のユニフォームに変えてスタート。
開始早々に白方が得点をして、深圳3−4名古屋に。
これ以上の失点は許されない深圳、段々とラフなプレーが目立つ。
前半と変わらずパワープレーを続けるが、なかなか深い位置までボールが回らず、決定機をつかめない。

後半26分、ゴール前のフリーキック、ペドロコスタがボールに触らず前に抜けた所を、後方から森岡がシュート。ゴレイロ梁言の股を抜いて得点。深圳3−5名古屋
後半28分、右サイドのフリーキックから、ゴール前4人のディフェンスの間にボールが入り、ダネシュバルが素早く駆け込みコースを変えて、得点。深圳4−5名古屋

体力が落ちて来た後半、運動量が落ちゴール前にボールを運ぶ回数が減る深圳。
パワープレーで得点を狙うが、シュートが枠に入らない。
時間だけが過ぎて行き、残り4分で、森岡が追加点。深圳4−6名古屋

最後まで得点を奪う為に走った深圳だったが、時は刻々と過ぎて、終了のホイッスル。

4−6と負けはしたが、王者名古屋を苦しませる展開となり、
選手の顔には、やり遂げた達成感の様な者も見えた。

中国としては、クラブ選手権大会では過去最高の成績との事。
常勝監督アジウを迎え入れ、今季の中国リーグが楽しみになって来た。
9月末から始まるリーグ戦が待ち遠しい。

※尚、深圳は、今大会のフェアプレーチームとして表処された。
 ラフプレーのイメージが強い中国フェアプレーを受賞したというのも嬉しいことだ。









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